人の赤ちゃんと同じく、子犬もいろいろな恐ろしい病気(伝染病)の驚異にさらされています。
人間の赤ちゃんも、生まれてから何種類もワクチンを打つのと同じく、大事な子犬を守るためにはワクチンの接種が必要!
狂犬病と犬ジステンパーなどの基本的には7種のワクチンを接種するのが一般的。
子犬の場合はワクチン接種後に、他の犬との接触は避けたほうがベター。
グッタリしていたり嘔吐・下痢をするようであれば、速やかに動物病院へ連れて行ってください。
Check! ワクチン接種時の注意点
ワクチンには副作用もあるので、ワンちゃんの健康状態のよいときに受けるようにしましょう。
いつごろワクチンを接種したらいいの? | |
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1回目のワクチン | |
生後6週間から8週間の間 | |
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2回目のワクチン | |
生後10週間から12週間の間 | |
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3回目以降は… | |
1年ごとでOK! |
犬は人間のように汗をかき、その気化熱を利用して体温を下げることができません。
体の中に余分な熱がたまってしまい、熱中症にかかって最悪のケースでは死亡してしまうこともあります。
熱中症にかかる主な原因としては、真昼間の散歩、夏場の車内放置、肥満、過剰な運動、極度のストレス、吠え続けることなどが考えられます。
熱中症の症状が疑われる場合は犬を日陰などの涼しい場所に移動して水を飲ませましょう。ポカリスエットなどを飲ませてもOK。
熱を下げるため脇の下や後ろ足の付け根などを水で冷やすと効果的。
氷や保冷剤は直接当てると冷たすぎて血管の収縮を引き起こすので注意!
Check!
鼻がペチャっとつぶれたフレンチブルドッグやパグなどの短吻犬種は、特に要注意!
鼻筋が短いので冷却能力が劣り、常に呼吸が荒いので熱中症に気づきにくい。
老犬も体温調整しにくくなるので、気をつけてあげましょう。
ノミが犬の体に寄生すると、痒みのために犬は体を引っ掻いたり噛んだりし、皮膚炎を起こす場合があります。
大切な愛犬を守るためには絶対に必要なことなので、しっかりと対策をしましょう。
ペットの体を清潔な状態に保つためには必要不可欠。
ノミを駆除する効果があるとされる「ノミ取りシャンプー」だとさらに◎。
絶対的な体の露出部分を減らすことで、ある程度ノミ・ダニ、蚊などの寄生を予防することができます。
防虫加工がなされているペット服も数多く販売されているので、特に散歩時などには、そうした洋服を愛犬に着させておくのも効果的!
ノミ・ダニ駆除の方法として、まず何よりも大切で確実な方法は、動物病院で処方されるノミ・ダニ駆除薬を正しく使用すること。
スポットタイプと呼ばれる犬の首の後ろに薬剤を滴下するタイプが一般的。
フィラリア予防薬も忘れずに!